わち歯科医院からのお知らせ

50歳以降も自分の歯を残すには

年をとっても自分の歯でモノを噛めるということは幸せなことです。
50歳までは、歯のメンテナンスをしなくても多くの人が自分の歯でモノを噛めていますが、年を取るにつれて・・・・・。
老後も自分の歯を残すには、事前のケアが大切になります。

あなたの歯は大丈夫ですか?

自分の口臭が気になる、歯磨きの時に歯茎から出血するなど、
年齢を重ねるにつれてお口の健康が気になる人も増えてきます。
しかしながら、食事をするには問題が無いと、そのままお口のトラブルを放置し続ける人も多いのが現状です。
実は、そのトラブルは日本人が歯を失う原因の1位『 歯周病 』です。
歯周病は自覚症状がないまま進行し、自覚症状が出た時には手遅れの場合も多い病気です。
トラブルを放置し続けることは、老後を総入れ歯で過ごすことになる可能性が増えることになってしまいます。

自覚症状がないまま進行する歯周病

定期的な歯科検診をしていないという方でも、歯が痛くなれば歯科医院へ行くのではないでしょうか。
むし歯はそのタイミングで受診すれば、重症になる前に治療をすることができる病気です。
ところが、歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどありません
そのため、自覚症状が出てから歯科へ行くと、すでに重症化していることが多く、結果的に歯を失うことになるケースが多いのです。
30代になると歯周病の初期症状にかかる人が一気に増え、3人に1人は歯周ポケットが4o以上になっていると言われています。
この深くなった歯周ポケットで歯周病菌が繁殖し歯周病を悪化させていきます。

  • 最近歯の隙間が気になるようになってきた
  • 歯磨きや、食事の時に歯茎から血が出る
  • 朝起きた時に口の中がネバネバする
  • 喉が渇きやすくなった

など、気になる症状がありましたら早めに歯科医院を受診して、
あなたの歯と歯茎の健康寿命を伸ばしていきましょう。

50代は将来自分の歯を残すための最後のチャンス

今まで、歯科医院で定期的にメンテナンスを行っていなかった50代は、老後も自分の歯を残す「最後のチャンス」と言える年代です。
歯周病は年齢を重ねるごとにゆっくりと、しかし確実に進行しています。
そのため50代になるまで、歯科医院でメンテナンスを受けてこなかった場合、すでに黄色信号が灯っている可能性が高いです。
症状の度合いにもよりますが、今から歯科医院でメンテナンスをすることで歯周病の進行を遅らせて、老後にも歯を残すせる可能性が大いにあります。
老後に健康な歯で好きなものを食べるためにも、歯の治療費に必要以上のお金をかけないためにも、できるだけ早い段階で歯科医院を受信することをお勧めします。

posted by わち歯科医院 at 2022年05月31日 | お知らせ